D&E Dance & Environment

D&Eはコンテンポラリー・ダンスの技術や知識を修得する機会を提供し、 国内の若手ダンサー、振付家、批評家、他ジャンルのアーティストへとそれらの基盤を広げ普及していくことを目的に活動しています。

NEWS

2023年08月25日

【ニュイ・ブランシュKYOTO】Dance Scape関連企画 Pauline Brun(ポリーヌ・ブラン)による道具と身体についてのレクチャー&トーク

 

 

気軽にコンテンポラリーダンスとコンタクトインプロビゼーションのを体験できる連続ワークショップ「Dance Scape 2023」の関連企画として、2023年9月からヴィラ九条山にアーティスト・イン・レジデンスで短期滞在するPauline Brun(振付家・ダンサー)によるレクチャーを実施します。前半は、さまざまな文脈や媒体を用いて身体を探求してきたBrunのこれまでの作品を鑑賞し、Brun独自の視点について語ります。後半では、京都で活躍するダンサーの野村香子との対談を行い、フランスと京都のダンスシーンの交流を図ります。

 

日時:2023年10月11日(水)19:00-20:30
   *受付は開始の15分前

会場:関西日仏学館 稲畑ホール(1解)
   〒606-8301 京都府京都市左京区吉田泉殿町8

料金:無料

言語:日本語通訳あり

▶申込はこちらから

お問い合わせは申込フォームよりお願いいたします。

 

◆プロフィール
Pauline Brun(ポリーヌ・ブラン)

振付家、パフォーマー、ダンサーにして造形作家。アーティストとしてのその活動では、不条理と紙一重のところで自虐ネタを用いて身体を探究するとともに、文脈や様々な媒体を巧みに操っています。ニース地方音楽院ではダンスを、ヴィラ・アルソンとパリ国立高等美術学院ではで造形芸術を、モンペリエ国立振付センターのマスター・プログラム《ex.e.r.ce》では 振り付けを学んだポリーヌ・ブランは、パフォーマンスとビジュアルアートの狭間で提案を打ち出し、プロジェクトごとに分野横断的な試みを展開することを楽しんでいます。 その創作活動は、フェスティバル・パラレル(現代アートセンター《3bisf》)、Far°フェスティバル(スイス)、ポンピドゥー・センター、ヴァル・ド・マルヌ現代美術館(MAC/VAL)、現代アート展《サロン・ド・モンルージュ》、ニース近現代美術館(MAMAC)、アーティスト自主運営スペース《La Station》、国立ダンスセンター(CND)などで紹介されてきました。また、パーフォーマーや舞台美術家としては、ファニー・ド・シャイエ&フィリップ・ラメット、アラン・ビュファール(ダンス作品「Mauvais Genre」の再現)、ポル・ピ、ジュール・フリエルル、ニナ・サンテス、アダリーヌ・アノビル、ジョナス・シェローやアントワーヌ・セガラなどとのコラボレーションを行なっています。

 

野村香子(Kyoko Nomura)
ダンサー。ゴーダ企画共同代表。2007年~2017年京都のダンスカンパニー「Monochrome Circus」に所属し主要ダンサーとして、韓国、フランス、フィンランド、NYのフェスティバル出演やツアーなど国内外問わず多くの舞台に立ち経験を積む。15ʼ年より多分野共同に特化したコレクティブ・カンパニー「ゴーダ企画」を合田有紀と立ち上げ、ダンサーとして出演する傍ら舞台作品のプロデュース・マネジメント、ワークショップのオーガナイズを行う。京都市内や教育機関でのWSなど指導経験も豊富。2018年京都芸術センター・レジデンス・プログラムに選出されケルン(独)で滞在制作を行なった。令和4年度京都市芸術文化奨励者。 2022 年より京都国際ダンスワークショップフェスティバル(京都の暑い夏)のプログラム・ディレクターに就任。

 

*本企画はニュイ・ブランシュKYOTOにも参加しています。

ニュイ・ブランシュKYOTOは今年開催13年目を迎えるアンスティチュフランセ関西と京都市による、現代アートの祭典です。