WORKSHOP
2020年04月20日
京都国際ダンスワークショップフェスティバル2020番外編
〜京都の暑い夏2020 / Hot Summer in Kyoto WSプログラム
フェスティバルの開催を期待して頂いていた皆様、この状況下いかがお過ごしかと胸が痛みます。フェスの延期を決めて以降、予想以上にCOVID-19の蔓延は世界中に拡がり、緊急事態宣言も出て、皆様の日常生活にも大いに影を落としている事かと思います。まずは皆様のご健康な生活をお祈りしております。
「延期」を決めたフェスティバルですが、スタッフ有志と講師及び京都芸術センターとで、「今私達にできることは何か?集まらずに踊ることを励ませる何かがないか?世界中の人が参加できる何かは無いだろうか?」等々を暗中模索し、GWのメインピリオド期間を発信の皮切りとして以下のような催しをオン・ラインで開催します。皆様、ぜひ自身のクリエイティビティーを発揮して参加してみませんか?
【開催プログラム】
Program 1)ダンスヴィデオ配信『U25 / 2021年ダンスの旅』『U25 / 2021:A Dance Odyssey』(英題)
Program 2)『英語でWriting!アーティストステートメント・バイオを作成しよう』
Program 3) 毎日配信『Dance in Frame / What is dance ? 』
Program 4)『Dance Relay Video “SHARE”』
アクセス: https://www.youtube.com/channel/UCsoEPjiN_06Vx7lp7Le5f2A/featured
Program 1)ダンスヴィデオ配信『U25 / 2021年ダンスの旅』
(英題)『U25 / 2021:A Dance Odyssey』
今年、京都国際ダンスワークショップフェスティバルは25周年を迎える予定でした。そこで、同フェス、そして幅広いパフォーマンスシーンのこれからの未来を模索する為に、フェスと同じ歳、それ以下の年齢(18歳〜25歳)のダンサー・パフォーマーから、自らの”学びの欲求”を引き出し、解放していく過程を映像作品として発信します。それによって、観て頂く方々に、若い世代の”欲求”を感じてもらうと共に、これからの”学び”の在り方について考えて頂けたら幸いです。
第一弾として、短いダイジェスト版を配信し、後にフルバージョンを配信する予定です。
配信:2020年4月26日19:00~
演出:小倉笑
出演:上田愛華・黒田健太・仙波晃典・畑中良太・林南々帆・森本圭治 (五十音順)
撮影:奥田ケン
<演出プロフィール>
小倉笑/Emi Ogura : 11歳の時に声楽を学び、14歳の時に地元で開催された「オーケストラで踊ろう!」プロジェクトに参加し、コンテンポラリーダンスと出会う。2012年から、ダンスカンパニーMonochrome Circusに『レミング』より参加。後、大植慎太郎『点とドットの主義主張』(2015年)、南野詩恵『病気』(2016)、康本雅子『子ら子ら』(2017・2018)『全自動煩脳ずいずい図』(2020)などに出演。近年では『核に住む男』や『マーラーショー』『優しい男』など自身の演劇・ダンス作品を発表。ヨーロッパ、南米などで開催されるアートフェスティバルや短編映画祭などに招聘され、国内外で活動している。
Program 2)『英語でWriting!アーティストステートメント・バイオを作成しよう』
グローバル化が進み、アーティストがレジデンスや公演の為に海外に行く機会も以前と比べ増えてきました。その際に必要な英語のアーティスト・バイオグラフィーやステートメントを更にクリエイティブにしませんか?世界で活躍しているアーティストのバイオを元に文章の構成や言葉を研究し、個々のアーティスティック・スタイルに合った、「自分らしさ」が文字を通して伝わるステートメントの作成に挑戦しましょう。参加者同士で意見を出し合う勉強会スタイルで行います。オンライン・ミーティングの無い日は研究や実施課題があります。素敵な英語のバイオを作ってみましょう。
ファシリテーター:山田知世(バンクーバー)
MTG:ZOOMを使ってのミーティングを以下の日程で行います。
- 4月27日、②4月29日、③4月30日、④5月2日、⑤5月4日、⑥5月6日
毎回10:30~12:00
参加資格:自身で英語のプロフィールを何とか書ける程度の英語力のあるダンサーを対象にします。
全セッションに参加できる方。
参加申込:お名前+e-mail address を下記にお申込み下さい。(10名定員になり次第締め切ります。)
e-mail: info@hotsummerkyoto.com
<ファシリテータープロフィール>
山田知世/ Tomoyo Yamada:兵庫県出身のコンテンポラリーダンサー・振付家。幼少期を過ごしたアメリカでダンスを始め、帰国後は光ヶ丘女子高等学校のダンス部でモダンダンスに没頭。武庫川女子大学で村越直子に師事。現在はカナダ、バンクーバーに所在するサイモンフレーザー大学の大学院にて留学中。ジュディス・ガレイとロブ・キトソスに師事。ダンスをメインにヴィジュアルアート、音楽、演劇、映像など様々な現代芸術アーティストと共に新たな作品の可能性を模索するインターディスプリナリー・アート専攻。コンテンポラリーダンスの創作活動と平行して演劇やオペラ等の舞台の振付家としても活躍し、また堪能な語学能力を生かして「京都国際ダンスワークショップフェスティバル」を始めとする様々な場面で英語・日本語のダンス通訳としても活動。これまでにイスラエル、ノルウェー、フランス、アメリカ等世界各地で活躍するアーティストのクラスやワークショップの通訳を担当。最近はDancing on the Edge (2019)、Vines Art Festival (2019)、Open Stage at The Dance Centre (2020)にて作品上映、また今夏はThe Cultchにてレジデンスも控えている。
website :https://www.tomoyoyamada.com/
Program 3)『Dance in Frame / What is dance ? 』
一般にも随分と普及している「ビデオ・ダンス」ですが、ここでは、カメラを扱った事の無い方でも参加できる「参加型」の「ダンス・ビデオ」を作るWSをGWの10日間を皮切りに、誰でもアクセスできるような形で開放します。映像に興味のある方、ダンスに興味のある方、運動不足気味の方、しかしダンス映像は作ったことの無い方に向けて、同じく映像制作経験のない暑い夏スタッフが作り方の提案やお題を出していきます。What is Dance ? が裏テーマです。お題は一日一題。4月27日から10日間毎日12:00にお題が出ます。
期間:2020年4月27日〜5月6日
配信:毎日12:00~ (以降、何時でも見ることができます。)
応募:各自皆さんで動画作成に取り組んで貰ったあとは、Facebook , Twitter, Instaramなどの各メディアに
「#HotSummerInKyoto」「 #その日のお題」という形でハッシュ・タグをつけて投稿して下さい。
担当のスタッフがそれぞれのメディアで一覧をまとめて配信します。
<進行役プロフィール>
遠藤僚之介/Ryonosuke Endo:
1988年大阪生まれ。油絵を学んだのち、京都市立芸術大学にて環境デザインを専攻。卒業後、デザイナーとして2年間勤務。同時期、京都にてヤザキタケシ氏にダンスを師事。現在は視覚障害を持つ人たちと共に働き、多様な身体性のある環境に身を置きながら、ダンサーとして活動。2018年よりダンスカンパニー・ヲミトルカイのメンバーとして活動を開始。
日置あつし/Atsushi Heki
振付家・舞踊家(日本舞踊・コンテンポラリーダンス)日本舞踊とコンテンポラリーダンスの振付家・舞踊家として自身の作品上演や出演等を13ヶ国38都市以上にて行う。故西川千麗より日本舞踊を、アンジェ仏国立振付センター(フランス)にてコンテンポラリーダンスを、ジョグジャカルタ(インドネシア)にてジャワ舞踊を学ぶ。
2019年『日置あつし初春舞踊会』(竹茂楼美濃吉本店/京都)、『iino Cross5km/h』(関西電力/大阪城公園)、2018年『ジェイアール京都伊勢丹創業祭』。『極楽鳥の森』(2017年初演:振付・出演)京都[アンスティチュ・フランセ関西]、テレジーナ(ブラジル)[サンパウロ国際交流基金]、TPAM横浜、沖縄などで上演、『Singularity』『Nyanianbumi』(マレーシア)[Asia Center交流基金]。『ゑみいさな』『ナルカミナ』『Orang Moss』や、能衣装(長艸京刺繍)を用いた作品群がfifoo. program(ウィーン)、京都国際ダンスワークショップフェスティバル20周年ガラコンサート(京都)、ASIA TRI JOGJA(ジョグジャカルタ)、Japanese Carnival(UAE/ドバイ)等のフェスティバルに招聘。キャンディス・マルテル(フランス)、マルセロ・エヴェリン(ブラジル)、ミレーヌ・ブノワ(フランス)、パウラ・ロソレン(ドイツ)、リム・ペイエン(マレーシア)等と国際的にコラボレーションを行なっている。
三条明かり景色 演出・技術チーフ / 京都国際コンテンポラリーダンスエクスチェンジフェスティバル主催 / 白夜祭初年度 アクア運営&ディレクション(またアクア、マンガミュージアム、日仏会館の連携を提案し実行される) / 赤穂緞通展示会ディレクション / 琳派400年記念イベント『琳派ロック』振付・出演 / 吉田剣鉾保存会所属(鉾差し / 京都市登録無形民俗文化財)
映像のワーク:『粋舩イメージビデオ』(4月中頃公開予定)『ジェイアール京都伊勢丹創業祭』『iino Cross5km/h』『Born in a girl』(キャンディス・マルテル)『4Beers』『大津絵民画漫画』『Trans Stream』や海外の写真家とのワークも多数ある。
website : http://atsushiheki.wixsite.com/infomation
井場美穂/Miho Iba
京都を中心に活動するコンテンポラリーダンサー。幼少期にクラシックバレエを始め、17歳にて渡米。Alfred University、East Carolina Universityにてバレエ、モダン、ジャズ、コンテンポラリー、タップ、即興等を広く学ぶ。在米中にChase Angier、Galina Panova、John Dixonらに師事。2017年に滋賀県にて「舞踊集団Chase」を発足し、ダンス初心者に向けて即興、コンテンポラリーダンスのワークを行う。京都国際ダンスワークショップフェスティバル2019のソウル・ダンスエクスチェンジ生として選出され、2019年12月にソウル舞踊センターでのワークショップへ参加。最近では『raw ー 精神と肉体の展覧会 ー』(2020)にダンサーとして出演。現在はシステムエンジニア、空間デザイナー、通訳・翻訳者として活躍しながらアート活動を行う。
Program 4)『Dance Relay Video “SHARE”』
15~20秒のダンスヴィデオを、2020年度の講師や、記念公演出演予定者、そしてスタッフとでリレーして一本の映像にまとめます。ちょっとリレーするのに時間がかかるので、配信日は未定です。
出演予定:森裕子(京都)、ホラシオ・マクアクア(モザンビーク/マドリッド)、フランチェスコ・スカベッタ(ノルウェー)、坂本公成(京都)、チョン・ヨン・ドゥー(ソウル/韓国)、エリック・ラムルー(ベルフォール/フランス)、イスマエラ(パリ/フランス)、大前光市(東京)、野村香子(京都)、木村英一(京都)、杉本音音(東京)、服部哲郎(名古屋)、濱田陽平(ベルゲン/ノルウェー)、林南々帆(京都)、益田さち(京都)、村上渉(大阪)、森井淳(大阪)、森川弘和(東京)、渡邊尚(沖縄?)、合田有紀(京都)、小倉笑(京都)、遠藤遼之介(大阪)、日置あつし(京都)、山田知世(バンクーバー/カナダ)、井場美穂(京都)、庄波希(兵庫)、遠山きなり(京都)、箕浦慧(京都)、寺田みさこ(京都)
完成予定:未定
編集:合田有紀
楽曲:culumus(宮嶋哉行+ryotaro)
全体構成:合田有紀
<編集・構成プロフィール>
合田有紀/Yuki Goda:2006-20017年Monochrome Circusに所属。国内外問わず多くの作品に参加。他、チョン・ヨンドゥー、ミカエル・モーリッセンなどの作品に参加。「ダンスで料理」(子どもとアーティストの出会い主催)や幼稚園、小中学校、企業研修などのワークショップ・アシスタント経験多数。2015年「ゴーダ企画」を立ち上げ、パフォーミングアーツにまつわる様々なワークショップ、イベント公演等企画し、「踊り」と「場作り」を並行して行なっている。2018年京都芸術センターのアーティスト・イン・レジデンスプログラムによりQuartier am Hafen (ゲルン)にて滞在制作を行う。
Program 1) 3) 4)全ての配信は以下から行われます!!!皆さんのアクセスをお待ちしております!!!
配信:https://www.youtube.com/channel/UCsoEPjiN_06Vx7lp7Le5f2A/featured
<寄付/Donation>
今回の番外編は「京都の暑い夏」スタッフの無償の努力で実現しております。
趣旨に賛同してくださる方からのドネーションもこちらから受け付けております。
よろしくお願い致します。
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